2013年7月16日 星期二

<台湾>兵役の若者が訓練後死亡 炎天下で「しごき」か 毎日新聞

トフォンが見つかり、処罰により送られた軍施設で今月、訓練後に死亡する事件が起き
た。猛暑の中での「しごき」ともいえる訓練の末で、2015年に徴兵制から志願制へ
の全面転換を目指す軍にとって大きな障害となりそうだ。事態を重く見た馬英九総統は
15日、真相究明を厳命した。

 死亡したのは洪仲丘さん(23)。南部の名門大を卒業し、昨夏から1年間の予定で
陸軍の兵役に就いていた。先月下旬、スマートフォンが見つかり、「禁閉室」という軍
の監禁施設に送られた。

 台湾メディアによると、監禁部屋は1.6メートル四方で、そこに洪さんら2人が押
し込められた。日中は気温33度前後の猛暑の中、屋外でランニングや腕たて伏せなど
訓練が続き、水分補給もほとんど許可されなかった。洪さんは6日目の今月3日に意識
不明となり病院で死亡。3日後には除隊し、大学院に進学する予定だった。
 軍によると、死因は熱中症。軍は15日、過度な訓練だったことを認め、高華柱・国
防部長(国防相)が謝罪。軍は関与した37人を懲戒処分とし、軍検察当局が1人を拘
束した。

 台湾軍は「精鋭化」を掲げ、現行定員27万人を14年末には21万5000人に削
減する計画。さらに15年には志願制への全面転換を目指している。

 暮らしが豊かになり少子化が進む中、軍という「密室」で起きた事件に、親からは「
わが子は軍に行かせたくない」と不安の声が相次いでいる。



3.新聞連結:

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130717-00000044-mai-cn

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